局所性ジストニアのリハビリ

今回は僕が診察時に先生から提案された手術や薬や注射を使わずにできるリハビリの方法を書いていきます。

リハビリの方法を書いていく前に前提として、局所性ジストニアは心因性のものではなく脳信号の伝達エラーから来る脳の病気です。また、必ずこのリハビリを試したからといって全員に同じ効果があるとは限りません。効果には個人差がありますのでそれを加味した上で読んで頂けたら幸いです。

始めに受診した先生には
叩かないこと
と言われました。脳がその動きを忘れるようにとのことでしたが、それは数ヶ月なのか、1年なのか、10年単位なのか。これも個人差があるようですが手術や薬を使わずに治す方法の一つとして提案されましたが、現実それを生業にして生活している人は厳しいことだと思います。また、趣味の人でもとっても苦しい選択になるかと思います。そもそも局所性ジストニアは思い入れや熱量がないとならないはず。好きで続けていたことが自分の意思とは関係なく退場させられるような気持ちになってしまいますよね。

現在診て頂いている先生からは
ルーティンや感覚を崩すことによって症状が出ないこともある。
と提案されました。
実際に過去に診ていた患者さんの中で効果があったものの例で、スニーカーだった人がハイソックスのシューズに変えて効果を感じた人がいたみたいです。
スニーカーの人には普段感じない足首の部分が締まる感覚が良かったのではないかという見解でした。また、実際にジストニアの患者さん向けの装具もあるらしく、症状が出ている患部に装着すると着けている間は症状が出なくなる方もいるらしいです。
もちろんこれは専門の装具技師の方に診てもらい専用のものを作ってもらう必要があるそうなので病院等の紹介が必要になりそうです。
また、靴でペダルを踏んでいた方が裸足になったり、靴下で演奏することで症状が緩和したという声も聞いたことがあります。

先生のアドヴァイスを元に現在は二つ試してみています
一つは上記にもあるようにハイソックスのシューズ

僕は足のサイズが小さいこともあり、中々自分の合うものがなくいつも靴探しは一苦労します。が、なんとか入手できました!効果についてはこれから試していきます。

もう一つはTAMA社から出ているドラマーズグローブ

ドラムを始めた当初憧れていた本間大嗣さんの映像を見て真似して着けて叩いていたのですが、グローブも叩きすぎると破けてしまい、田舎の学生だった僕には都心に出て(札幌まで片道6時間と往復代)定期的に何度も買い直すことが金銭的に難しいのと、素肌に直接スティックが触れてくれていた方が細かいニュアンスも感じ取れるような気がしていたので途中からは好んで素手で叩くようになりました。なので今回は約15年振りにグローブを着用して叩いています。今回このグローブを選んだ理由は前評判が良かったことやドラム仲間に相談して色々なメーカーのメリットやデメリットを教えてくれたので、それを元にこれにしてみました!

もちろん久々のグローブなので使い始めた時の違和感は半端じゃありませんでしたが、ようやく少し慣れてきました。まだまだ細かいタッチなどは素手で叩いた方が上手いことハマりますが、全体的に負担が少し軽減した気はします。

購入したけど自分に合わなかったのでゲーミング用の指サック
手全体を覆うのではなく指先だけの感覚を変えても効果があるのではないかと考えて購入して試してみました。自分に合わないと感じたのは滑りすぎる部分。スティックと指サックが滑ってくれる分には構わなかったのですが、指サック自体が滑ってくるくる回る感じや抜けてしまいそうになるのが気になってしまって長くは使う気になれませんでした。

他にも色々と試してみたいものがあるので色々と試していきたいと思います。

東京都内のレンタルスタジオでのマンツーマンのドラムレッスンをしています。
<利用スタジオ>
西武池袋線のスタジオ(池袋駅から小手指駅まで。現在は練馬、ひばりヶ丘に多くの生徒さんがいらっしゃいます。)
現在は水曜日の午前中と月曜日、水曜日、木曜日の夕刻以降も新宿、池袋、高田馬場も要相談で承っています。
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